<レディファーストの女性の誤解>
「レディ」とは、その称号通り、
全ての女性を指すことではないので、
その知識なしに、男性に「レディファースト」
ばかり求めるのは、
また「レディ」としては
なっていないこととなりますね。
「レディ」とは、十字軍時代に、
館を一人で切り盛りしていく女性に称号をつけたもの。
館主がいなくとも、女性が自立し、リーダーシップをとり、
館を守る立場の女性であり、
また、その「レディ」にふさわしい嗜みを求めたもの
それが「レディマナー」です。
レディーファーストをされるにふさわしい女性なのか。
それも大切なポイント。
「レディファースト」=「お姫様扱い」=
「わがままが通る」ではないのですよね。
女性も自立をし、自尊心を大切にしているからこそ、
自尊心を大切にしている女性を男性が大切に扱わなくては
、と行動することが、「レディファースト」ですね。
確かに、「女性を大切に」でも、
女性も「大切にされる女性」
でいなければ、そもそもフェアでもないですしね。
ですので、
女性もしっかりと学ぶ必要があるのです。
単純に「レディーファースト」して、ではなく、
自立した考えがあってこその、「レディファースト」なのですね。
そして、男性を生むのも育てるのも女性、であれば、
女性自身が自立をしていないと、
「紳士」を育てることもできない。
そういうことなのですね。
「女性を甘やかせる」ということは、
女性を大切にしているわけでも
レディファーストでもないのですね。