西洋マナーを知らずして踊るべからず:争いの原因と伝えられなかった本当の事実

「マナー」と聞くとかまえる、「私は大丈夫」「そんな決まりなどない」「常識など人によって異なる」「勉強するほどのことではない」

そんな事を思う人は多いと思います。

「そんなの分かっている」「自分は大丈夫」「堅苦しい」「そんなのただの形式でしょ?」けれど、その考えこそが無駄な争いの原因となります。

社交ダンスを踊るには、まずは西洋文化を理解することが、とても大切とも言えます。

社交ダンスの歴史

そもそも、社交ダンスは、鹿鳴館時代に日本に輸入されてきて、鹿鳴館で踊られてきた、オーストリアのダンスとは異なります。

庶民が庶民へ向けてアレンジしたものが今の形であるため、イギリスで作られたBallroom dance自体、庶民へ向けたものです。

ヨーロッパでも、フランスやオーストリアで踊られていたダンスと、イギリスで踊られているダンスと、またゲストの層も異なることがよくわかります。

もっと詳しくは、以前に書きました。サイドバーの「歴史」から探せます。

昔の日本人男性の、社交ダンスに対しての下品な目線

日本にダンスが伝えられた時の庶民の生の感想を聞くと、非常に下品な意見だということがわかります。

「女に案内触れられるなんて良いな」

「男が好きなように振り回せるのか」

「女に言うことを聞かせられるな」

「女をチョット試せるってことか」

「だから、僕たちはダンスをうまくなるように教室へ通ったもんだ。」

などと、誇らしげにおっしゃるのです。

が、「こんなに、知識ゼロで、みっともない下品なことを良く、堂々と女性の私にできるな。」それが私の感想です。

「女に触れたいからダンスを習う」

女性としてこれほど、気分の悪くなる言葉はありませんし、それを発言できるような男性は、不潔に思えるので、プロでも踊りたくありません。

60年以上経った今でも、そんな事が発せられるということは、ずっとそれが正しい感覚だと信じてきたからなのでしょう。

酷いことに、この感覚を今の40代の方でも持っている方がいらっしゃいます。

それは、全く正反対の日本文化から、突然学びもなしに、西洋文化を見様見真似で伝えてきたからです。

ダンスは、そんなに下品なものではありません。

競技ダンスの考えは社交ダンスではない

これは本当に大切なことです。

競技ダンスはスポーツで、男女のリード、フォローというよりも、単体で動いて作品を仕上げていきます。

ですので、競技ダンスの踊りを「社交ダンス」と考えていれば、確実に誤った認識をし、実際の社交会ではマナーを守れず、笑われていることにも気づかず過す事になります。

競技のダンスを社交ダンスと勘違いをしないことは、自分にとって大切です。

騎士道精神のダンス

国際マナーのプロトコールでは、「騎士道精神」を学びます。

プロトコールの5原則には、レディファースト、右上位、異文化理解 も含まれます。「レディファースト」とは形式ではなく、中世の時代、聖母マリアを崇拝することで、女性は崇高され、男性たちは、子孫繁栄のためにも、女性に気に入られる必要があったため、女性のために生きたのです。

何に関しても、「女性がどうしたら喜ぶか」

これが騎士としての男気であり、紳士としての嗜みであったわけです。

また女性も、「男性に甘える」とか、「男性を条件で選ぶ」とか、そういった自立しない女性のために、男性は頑張りませんでした。あくまでも「レディ」=「自立した女性」のために、男性たちは全てを捧げたのが、レディファーストの始まりなのです。

そのレディファーストの表しが、まさに社交ダンスなのです。

女性は、男性の右側です。何故ならば、右には大切な人が置かれるからです。その人の心臓を守り、いつでも左の剣を抜き、彼女を守りながら戦うためです。

だから、社交ダンスのホールドは、女性が右側なんです。

これはほんの始まりの知識にしか過ぎません。

その他、

  • 服装
  • 髪型
  • 香り
  • 誘い方
  • 歩き方
  • 座り方
  • 座る位置
  • 目線
  • 会話

等、ダンスを踊る前に覚えておくべきことが、山のようにあります。

男性は女性のために生きるもの

それが結果的には、男性の幸せに繋がるのです。

プロトコールマナーのレッスンは、毎週土曜日に行っています。少しの知識はブログに書いているので、良かったら参考にしてみてくださいね。

女性も男性も人生が変わって、ダンスがもっと楽しくなります。

今日はここまで♪


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