風営法改正による社交ダンス界 への影響

以前、日本の社交ダンスは、2016年まで風営法の対象だったとお話ししました。社交ダンスの団体の努力が実り、その風営法から外れることになりました。ダンスがもっと自由になり、これは喜ばしい事ですが、一部のプロのダンス関連者にとってはいいことだけではなかったようです。

プロの社交ダンサーの活動が制限される

一見、それが逆になったのではないかとも思われます。」

チャンスは広がり、もっともっと活動がしやすくなったはず、なのですが、突然変わった常識に対応できないのが人というもの、色々な意見があるようです。

そもそも、プロのダンサーたちがどのようにして生活をしているのかという点です。

保護の少ないプロのダンサーの収入源は、レッスンやデモパーティでのお相手です。これにより収入を得ながら生活をするわけですが、ダンスが自由になることで、その特別なパーティやデモの必要せいが低くなるわけです。

今は年配の方々が楽しまれているからいいものの、若い人たちは、ワイワイが好きですから、もっと自由に踊れる場所を選ぶようになり、今までなかったそんな場所へ出向くようになります。

そうすると、彼らの収入源が減るわけです。競合が増え、今まで独占していた世界ではなくなるので、将来の不安も大きくなるでしょう。

勿論、そういったことを考慮して、献身的にご活動される団体もあり、プロのダンサーの保護に全力を尽くされていますが、それでも、不安定という状況になります。

プロ講師となるための多額な投資が無駄になる

「資格もちの講師」がいなくてはいけない、教えなくてはいけなかったため、彼らは、多額な費用をかけてプロの資格をとり、研修を続けてきました。レッスン代、衣装代。資格試験代、教科書代。。非常に高額です。給料でどれだけカバーできるのかと言ったところです。

今回の風営法改正とともに、この点も改善され、「資格なくとも指導ができる」ようになりました。

この点は賛否両論です。

確かに、資格を持っていたり、級を持っていても、「教えること」はそれとは別のことも多いのは確かです。うまい人が教えることが上手なわけでも、資格もちの人が教えるじょとが実際にできているかも何とも言えません。

資格を持っていればよい、というわけではなくなったことで、彼らの教えることへのモティベーションが変わるのではないかと考えられます。

良かった点

勿論、散々苦労されて勝ち取った権利に、悪い事ばかりなわけではありません。規制の穏和により営業がしやすくなったり、チャンスも広がったり、ダンスをもっと普及できるチャンスにもなりました。

オリンピックへの出場に関しても前向きな意見が出てきたり、「社交ダンス」のイメージがとても良くなってきました。

また、最近では「社交ダンス」「ソーシャルダンス」「ペアダンス」もっと気軽に踊ろうよ!という活動をされている人もふえ、こうやって活性化されることで、もっとダンスが踊りやすい環境になっていくのではないかと思われます。

社交ダンスブームが再到来すれば、また、教室ブームになり、こういったプロダンサーの活動もよりしやすくなるのでしょうか。あとは、やり方次第なのかもしれません。

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