社交ダンスにおいても日本の人は謙虚に、「日本人はダンスが下手」「日本人はダンスできない」と口を揃えて言います。がそれは完璧主義で謙虚な日本人の、ある意味”言い訳”で、実際は、日本人は世界的にもスキルも知識も大分高いです。ただ致命的に足りない面は確かにあります。

日本人には、リズム感がない?

日本のダンスは、盆踊りや、農民ダンスで、西洋ダンスとは異なり、拍毎に踊ります。拍と拍の間は静止し、沈黙を大切にします。これがリズム感がないというかと言うと、そうではありません。

これは、日本独特のリズムです。それは、日本語が50音足らずしかない事にも関係していて、拍と拍の間を取ろうとすると、日本語が成り立たなくなります。

社交ダンスが踊られる国々では、英語、ラテン語が話されます。普段の会話はのなかに厳密な発音があり、拍毎に音をつけていたら、会話が成り立ちません。

要するに、日本には、拍と拍の間を取る習慣も文化もないのです。

日本人と西洋人のリズムの取り方に違い

西洋人や、ラテン人、アフリカ人のリズム感のある人に、4拍子をとってくださいと言うと、こうなります。

“1 and an and,2 and an and, 3 and an and, 4 and xxxx…”

リズムは、下から上に裏に取ります。

日本人は、割とただ1,2,3,4と、上から下に取ります。手拍子も頭も拍ごとに上から下に下ろします。これは、農村文化で、田畑でえっちらおっちらのリズム取りから来ています。

逆に、外国人に日本のリズムを取らせて見ると、すごくやりにくそうで、どうしても裏拍になるし、どうしても拍と拍の間に音を入れます。静止がなかなかできません。

なので、どちらがリズム感があるとはいいきれないように思えます。

レッスンで良くできるのは日本人

レッスンでは、日本の方は理解力も吸収も早いです。

例えば超初心者であれば、リズムを取ることから始めますが、カウントを言って、ちゃんと教えると、日本の人はちゃんと聞いて、言われたとおりに動きますから、非常に覚えが早いです。

面白いことに、意外と西洋の方で「ダンス苦手」と言う人は、本当にリズムをとることや、ステップを覚えるのが、ダンスが苦手な日本の方より遅い様です。

西洋人は、逆に適当にリズムをとることが得意で、日本人は、適当にリズムをとることが苦手です。

結果、しっかりと真面目にレッスンを受ける日本人は、外国人よりも決められたダンス自体は上手です。

でもなぜ、日本人はダンスが下手そう?

これは、日本人は決められた場所で決められたことしかできない、周りに遠慮してできない謙虚な気持ちの表れかと思われます。

非常に謙虚な特性で、自分たちを「できない」とするもの日本人らしいとも言えます。

また、コミュニケーションが苦手で、自己アピールが苦手な点でも、そのようなイメージがあるとも言えますし、なんといっても、「自由にすることが苦手」という点があります。

自信とコミュニケーション力がポイント

日本の人は謙虚ですが、能力向上が得意です。自信とコミュニケーションの力で、もっともっと自由にダンスを楽しむことができるのではないでしょうか。

たまには決められたことだけでなく、オリジナルダンスを踊ってみたら、もっと自信がつくかもしれませんね。


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One Comment on “日本人はリズム感がないの?

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